以下の記事では、2025年現在の国内主要メーカー(YAMAHA、KAWAI、ROLAND、CASIO、KORG)が展開している電子ピアノの代表的な現行モデルを、メーカー別にご紹介します。初心者から上級者まで幅広い層に向けて、各メーカーの主力シリーズや魅力、そして価格帯をまとめていますので、ぜひ電子ピアノ選びの参考にしてみてください。電子ピアノは近年、鍵盤のタッチや音質・機能が大きく進化しており、アコースティックピアノに迫る演奏感を得られるモデルも続々と登場しています。音楽の趣味や練習、さらにはステージ演奏など、ご自身の用途と予算、好みに合った一台を見つけましょう。
1. YAMAHA(ヤマハ)
ヤマハは世界的な楽器メーカーとして知られており、アコースティックピアノの製造技術を活かした電子ピアノ開発にも定評があります。初心者向けの手頃な価格帯からプロが使うハイエンドモデルまで幅広くカバーしているため、選択肢が多彩です。ここでは代表的な3つのシリーズをご紹介します。
1-1. Pシリーズ(ポータブルタイプ)
P-45(約36,000円)
Pシリーズのエントリーモデルで、持ち運びしやすいポータブルタイプ。グレードハンマー(GHS)鍵盤を搭載し、軽量ながらヤマハらしい明るく澄んだピアノサウンドを楽しめます。簡潔な機能で価格を抑えつつも、しっかりとしたタッチ感が得られるため、初めての一本として人気が高いモデルです。ヘッドホン練習をメインにする方にもおすすめ。
P-225(約57,700円)
P-45より若干上位の位置づけですが、実売価格を見ると大差はないモデル。内蔵スピーカーや音色数が強化されており、ヤマハの主要音源であるCFサンプリングを活かした生き生きとした音色が特徴。軽量かつコンパクトな筐体のため、部屋のスペースを取らずに設置できます。持ち運びやすいので、セミプロの簡易ステージ用やレッスン会場への持ち込みにも便利です。
P-515(約172,000円)
Pシリーズの最上位。ピアノ音源にはヤマハのフラッグシップコンサートグランド「CFX」と、名門ベーゼンドルファー・インペリアルの2種類を贅沢に採用。鍵盤は木製ではないものの、「グレードハンマー3(GH3)」鍵盤を採用し、連打性能やタッチ感を大きく向上させています。内蔵スピーカーもクオリティが高く、ポータブルとしては本格的な演奏感を得られる逸品です。
1-2. ARIUS(アリウス)シリーズ(据え置き型エントリーモデル)
YDP-145(約81,720円)
据え置き型でありながら比較的リーズナブルな価格設定のエントリーモデル。GHS鍵盤と「CFXサンプリング」を採用し、奥行きのある音色を奏でられます。キャビネット型の外観が落ち着いており、リビングなどにも置きやすいのが魅力。ヘッドホンで演奏する際にも自然な響きを再現する「Stereophonic Optimizer」機能を搭載しています。
YDP-165(約110,000円)
YDP-145の上位機種で、同じくGHS鍵盤を採用しながらも、スピーカーの出力や表現力がさらに向上。グランドピアノの響きに近づけるための共鳴シミュレーション機能も備え、自宅での練習から発表会の準備まで幅広く対応。ペダルは3本ペダル仕様で、ハーフペダルもしっかり機能するため、クラシックをはじめとする繊細な演奏にもおすすめです。
1-3. Clavinova(クラビノーバ)シリーズ(中上級者向け)
CLP-735(約198,000円)
クラビノーバCLPシリーズのエントリーモデルながら、グランドピアノに近い表現を追求。最新の「Grand Expression Modeling」により、微妙なタッチの差やペダル操作をサウンドに反映しやすい設計です。GH3X鍵盤で連打や弱音時のコントロールがしやすく、CFXとベーゼンドルファーの2大サウンドを楽しめます。
CLP-785(約371,000円)
クラビノーバの上位機種で、グランドタッチ鍵盤を搭載。鍵盤の奥行きや沈み込み、リバウンド感などがより生ピアノに近い感触になるよう調整されています。内蔵スピーカーも多方向から音を響かせる設計となっており、包み込まれるような響きが特長。演奏者のニュアンスを余すところなく音に変換してくれるため、上級者の練習やサブ楽器としても十分なクオリティです。
2. KAWAI(カワイ)
カワイは、ヤマハと並ぶ国内有数のピアノメーカーであり、木製鍵盤をはじめとしたリアルなタッチ感の追求に熱心です。アコースティックピアノの製造で培った技術が随所に反映されており、柔らかく深みのあるサウンドがカワイの大きな魅力となっています。
2-1. ESシリーズ(ポータブルタイプ)
ES120(約83,000円)
ポータブルな軽量設計ながら、カワイ独自のレスポンシブ・ハンマー・コンパクト・アクション(RHC)鍵盤を採用。タッチの自然さや音量表現の幅も充実しています。スピーカーもパワフルで、Bluetooth MIDI/オーディオ機能を搭載しているため、スマホアプリを使った練習や音楽再生も手軽に行えます。持ち運びが多い方や、設置スペースが限られている方にぴったり。
ES920(約172,000円)
ESシリーズの上位モデル。レスポンシブ・ハンマー・アクションIII(RHIII)鍵盤を搭載し、連打性能やタッチの重厚感がより本格的に。スピーカーシステムも強化され、低音域から高音域までバランスの良い迫力あるサウンドを実現します。Bluetooth機能やレコーディング機能も充実しており、ステージ演奏にも対応可能な高い汎用性を備えています。
2-2. CNシリーズ(据え置き型エントリーモデル)
CN201(約132,000円)
据え置き型の入門~中級モデルとして人気のCNシリーズ。最新のHarmonic Imaging XL音源をベースに、深みのあるピアノサウンドを再現。鍵盤はRHIIIを継承し、連打性能やタッチの繊細な表現力にもこだわっています。レッスン機能やBluetooth接続などデジタルならではの利点も充実しており、教室用や自宅練習用としても安心の一台です。
CN301(約189,000円)
CN201の上位機種として、スピーカーやアンプの強化、内蔵音色数の拡大などが施されたモデル。ダイナミックレンジがより広がり、クラシックの表現からポップスまで多彩なジャンルに対応可能です。キャビネットも上質な仕上がりで、部屋の雰囲気を高めてくれます。中~上級者が長く使うことを想定した、コストパフォーマンスの高い選択肢です。
2-3. CAシリーズ(木製鍵盤、中上級者向け)
CA401(約209,000円)
「Concert Artist」の頭文字を冠したCAシリーズは、カワイの木製鍵盤技術を存分に活かしたハイエンド寄りのライン。CA401ではGrand Feel Compact鍵盤を採用し、アコースティックピアノに近い重みやリピート性能を再現。スピーカーも複数配置され、立体感のある響きが楽しめます。表現力の高さを重視する方にうってつけ。
CA701(約457,000円)
CAシリーズの最上位クラスで、木製鍵盤「Grand Feel III」の進化系を搭載。ペダルの踏み込み具合によるダンパーやソステヌートの自然な効き方も非常にリアル。スピーカーとアンプもハイエンド仕様で、低音から高音までしっかりと空間を満たしてくれます。アップライトピアノやグランドピアノの設置が難しい環境でも、極めて生に近いタッチとサウンドを得たい方向けのモデルです。
3. ROLAND(ローランド)
ローランドは電子楽器全般に強く、特にシンセサイザーや電子ドラムの分野で世界的な評価を得ているメーカーです。ピアノに関しても独自のモデリング技術やアコースティックピアノの共鳴を再現する「スーパーナチュラルピアノ音源」などを開発し、豊かな表現力とデジタルの利便性を両立させています。
3-1. FPシリーズ(ポータブルタイプ)
FP-10(約60,000円)
コンパクトな筐体にPHA-4スタンダード鍵盤を搭載し、初級者でも弾きやすく上質なタッチ感を実現。必要最低限の機能に絞ることで価格を抑えながらも、ローランドらしい深みのあるピアノサウンドを楽しめます。Bluetooth MIDIを活用すれば、練習アプリとの連動もスムーズ。省スペースや持ち運び重視の方に人気です。
FP-30X(約80,000円)
FP-10よりもスピーカー出力や音色数が強化された中堅モデル。PHA-4スタンダード鍵盤の弾き心地はそのままに、より迫力ある音量と音質を備えています。Bluetooth機能を活かしてスマホやタブレットから音を流すことも可能。初心者から中級者まで幅広く活躍し、ライブやイベントでも使いやすいポータブルピアノです。
FP-90X(約198,000円)
FPシリーズのフラッグシップ。PHA-50木製×樹脂ハイブリッド鍵盤を採用し、生ピアノに近いしっかりとしたタッチ感が得られます。4スピーカーシステムは低音域から高音域まで豊かに響き、ステージピアノとしても頼もしいサウンドを提供。スーパーナチュラルピアノ音源の最新バージョンによる倍音やレゾナンスの表現力も抜群です。
3-2. RPシリーズ(据え置き型エントリーモデル)
RP107(約110,000円)
据え置き型ながら比較的コンパクトで、木目調のキャビネットが落ち着いた印象を与えてくれます。PHA-4スタンダード鍵盤で、クラシックからポップスまで幅広く対応。内蔵スピーカーは家庭での練習に十分な音量と音質を持ち、Bluetooth機能も搭載。予算を抑えながら、ある程度本格的に練習できる一台を探している方におすすめです。
RP701(約148,000円)
RP107の上位モデルで、スピーカーや音源がさらに充実。鍵盤も同じくPHA-4スタンダードがベースですが、微細なタッチコントロールがより精密になっているため、ダイナミックレンジの幅を一層感じられます。シンプルな操作系で扱いやすく、レッスン機能や内蔵曲も豊富。家族みんなで使うファミリーピアノとしても人気です。
3-3. HPシリーズ(中級者向け)
HP702(約149,000円) / HP704(約204,000円)
HPシリーズは、据え置き型の中~上級者をターゲットとしたモデル。HP702はPHA-4プレミアム鍵盤と高品質アンプを搭載しつつ、比較的手に届きやすい価格帯。HP704はさらに上位として、PHA-50木製×樹脂ハイブリッド鍵盤を採用している場合があり、よりリアルなタッチと高い表現力を誇ります。どちらもBluetoothオーディオやアプリ連動などデジタルならではの機能が充実しています。
3-4. LXシリーズ(高品質音源モデル)
LX-5(約265,000円) / LX-6(約333,000円) / LX-9(約559,000円)
ローランドのフラッグシップともいえるシリーズ。各機種でスピーカーシステムやアンプのクオリティが異なり、上位モデルほど音の広がりや残響感、繊細なタッチ反応が強化されます。PHA-50鍵盤をベースに、まるでグランドピアノのように空間を包み込む音響を実現。価格も高額ですが、ピアノの最高峰を求める方には注目のラインナップです。
3-5. GPシリーズ
ローランドの最上位シリーズ。グランドピアノ型のシルエットを持つ洗練された据え置きモデル
GP-3/GP-6/GP9
4. CASIO(カシオ)
カシオはデジタル技術に長けたメーカーで、リーズナブルなモデルから高級ハイブリッドピアノまで幅広く展開しています。独自のAiR音源や木製鍵盤構造を用いた「Grand Hybrid」シリーズなど、多彩なラインナップで注目を集めています。
4-1. Privia(プリヴィア)シリーズ(スリムデザイン)
PX-S1100(約62,000円)
超薄型デザインながらフルサイズ88鍵盤とスピーカーを搭載しており、部屋のスペースを取りにくいのが大きなメリット。タッチパネル式の操作部とスタイリッシュな外観で人気があり、Bluetoothオーディオにも対応。AiR音源による自然なピアノサウンドと、ヘッドホン練習時のサラウンド機能が魅力的です。
PX-S3100(約85,000円)
PX-S1100をベースに、音色数やアンサンブル機能、リズム機能などを強化したモデル。ライブ演奏や自宅での多彩なレパートリー演奏に対応できる拡張性の高さがポイント。より豊富なサウンドを使い分けたい方や、アレンジ演奏を楽しみたい方におすすめです。
PX-S7000(約253,000円)
Priviaシリーズの最上位に位置し、高級感あふれる筐体デザインが目を引きます。鍵盤は「Smart Scaled Hammer Action Keyboard II」を採用し、各音域ごとに違うハンマー感をシミュレーション。スピーカーも強化され、ポータブル形状ながら据え置き型に迫る臨場感あるサウンドを得られます。付属スタンドやペダルユニットもスタイリッシュにまとまっています。
4-2. CELVIANO(セルヴィアーノ)シリーズ(本格的演奏向け)
AP-270(約80,000円)
据え置きタイプの入門~中級向けモデル。3本ペダルや木目調キャビネットなどを標準装備し、アップライトピアノに近い外観を実現。AiR音源とトリプルセンサースケーリングハンマーアクション鍵盤により、ダイナミックな演奏にも対応します。レッスンや発表会の準備をする学生さんにも人気。
AP-470(約100,000円) / AP-710(約119,000円)
AP-470はエントリー寄りの価格ながら、パワフルなスピーカーや多彩な音色を備えたコスパの良いモデル。AP-710はより上級志向で、3つの有名グランドピアノサウンドを搭載した「AiR Grand音源」を採用し、深みのある響きと表現力を追求しています。どちらも据え置き型としての安定感と、カシオらしい高いデジタル技術を融合したバランスの良いシリーズです。
4-3. CELVIANO Grand Hybrid(セルヴィアーノ グランドハイブリッド)シリーズ(ハイブリッドピアノ)
GP-310BK/WE(約370,000円) / GP-510BP(約462,000円)
カシオが老舗ピアノメーカー・ベヒシュタイン社と共同開発したハイブリッドピアノ。木製鍵盤機構を実際のアコースティックピアノの要領で組み込み、本物のハンマーアクションが動く構造をデジタルと融合させています。音源面でもベヒシュタインの特性を反映したサウンドを実装しており、まるでアップライトピアノを弾いているかのようなリアルなタッチと音色が楽しめます。クラシック愛好家や本格的な練習を求める方に最適なモデルです。
5. KORG(コルグ)
コルグはシンセサイザーや音楽制作機材で高い評価を受けている日本のメーカー。電子ピアノ分野でも、グランドピアノ音色へのこだわりや革新的なデザインが特徴的です。
5-1. Bシリーズ(エントリーモデル)
B2(約38,000円)
シンプルでコンパクトなエントリーモデル。初心者が始めやすい価格帯でありながら、必要な機能をしっかり搭載しています。8種類の内蔵音色とコルグ独自のサウンドテクノロジーで、生き生きとしたピアノ音を楽しめます。鍵盤タッチは軽めですが、初めてピアノに触れる方やサブ用には十分な性能です。
B2SP(約50,000円)
B2に専用スタンドと3本ペダルユニットが付属したセットモデル。スタンドが安定しており、ダンパーペダルを多用するクラシック曲などにも対応しやすくなっています。据え置き型のような外観と使用感を手軽に得たい方におすすめ。エントリーモデルながらコストパフォーマンスは非常に高いです。
5-2. Cシリーズ(高機能モデル)
C1 Air(約110,000円)
スタイリッシュなキャビネット型のデザインと、高音質スピーカーシステムが魅力。RH3(リアル・ウェイテッド・ハンマー・アクション3)鍵盤により、低音域から高音域へ徐々に軽くなるグラデーションを再現。Bluetoothオーディオ機能も搭載し、普段の音楽再生にも活躍します。省スペースかつ上質なサウンドを求める方にぴったりのモデルです。
5-3. Gシリーズ(グランドピアノ型)
G1 Air(約148,000円)
世界を代表する3種類の代表的なグランドピアノ音色を厳選して搭載しており、国産ピアノからヨーロッパ系まで異なるキャラクターの音色を弾き比べできます。RH3鍵盤のしっかりとしたタッチと、迫力あるスピーカーシステムが相まって、ダイナミックな演奏を楽しめます。Bluetoothオーディオ機能も備わり、また、インテリア性も高い一台です。
6. まとめと選び方のポイント
メーカーごとに特徴や得意分野が異なるため、電子ピアノを選ぶ際には「どのメーカーが自分の好みに合っているか」を見極めるのが大切です。以下のポイントもあわせて意識しながら絞り込むと、失敗のリスクが減るでしょう。
鍵盤のタッチ
ヤマハやカワイ、カシオのハイブリッドモデルなど、アコースティックピアノの製造を手がけるメーカーは鍵盤アクションの再現度に定評があります。ローランドやコルグのPHA-4、RH3なども、シンセ技術で培ったノウハウを活かしており、それぞれに独自の触感があります。
音質・音源のキャラクター
ヤマハはクリアで明るい音色、カワイは柔らかく深みのある音色、ローランドは豊かで立体感のある音色、カシオはコストパフォーマンスと多機能性、コルグはグランドピアノ音色の鮮明さが強みです。
試弾できる店舗があれば、ぜひ同価格帯の各メーカーを比較してみましょう。
価格帯と用途のバランス
初心者なら5万円~10万円前後のモデルでも十分ですが、長く使うなら10万円以上のクラスを検討するとタッチや音質で満足しやすい傾向にあります。
上級者やピアノ経験者は、木製鍵盤や高級スピーカー搭載モデルを視野に入れると、よりアコースティックピアノに近い演奏体験を得られます。
設置場所やデザイン
部屋にスペースがない方は、ポータブルタイプやスリムデザインのモデルが有力。
家具調のキャビネット型やグランドピアノ型は、インテリアとしても映えますが設置スペースにゆとりが必要です。
拡張機能(Bluetooth、録音、アプリ連携など)
デジタルならではの機能を活かしたい場合は、Bluetooth機能やレッスンアプリ対応、USB録音などをチェック。
スマートフォンやタブレットと連動して、楽譜アプリやリズム機能、スコアビューアを活用すると練習が楽しくなるでしょう。
アフターサービスや保証
電子ピアノは精密機器なので、故障や不具合時に迅速な修理対応が受けられるメーカーや販売店を選ぶと安心です。
ヤマハやカワイなどの老舗メーカーだけでなく、ローランドやカシオ、コルグも国内にサービス拠点があり、サポート網はしっかりしています。
7. 終わりに
ここまで、メーカー別に代表的なシリーズ・モデルの特徴や価格帯を見てきました。鍵盤タッチや音色の好み、そして予算と設置スペースなどを総合的に考えて選ぶことで、電子ピアノがもたらす演奏体験はより充実したものとなります。
ヤマハ(YAMAHA)
ピアノらしい明るくクリアなサウンド。Pシリーズのポータブル、ARIUSのエントリーモデル、クラビノーバの本格派まで選択肢が豊富。
カワイ(KAWAI)
木製鍵盤技術が魅力。ポータブルのESシリーズから据え置きのCN、CAシリーズまで、柔らかく深みのある音が特長。
ローランド(ROLAND)
電子楽器の技術を活かしたモデリング音源が強み。FPシリーズのポータブルからLXのハイエンドまで、ダイナミックなサウンドが楽しめる。
カシオ(CASIO)
デジタル技術や多機能性、そして価格面での魅力が高い。Priviaの薄型やCELVIANOの据え置き、Grand Hybridのハイブリッド型まで幅広いラインナップ。
コルグ(KORG)
シンセサイザーで培った音作りの巧みさを電子ピアノにも投入。エントリーから中上級まで、個性的なサウンドとデザインが魅力。
最終的には、店頭や楽器店のショールームなどで実機を弾いてみるのが一番の近道です。タッチやペダル感、音色はカタログや口コミだけでは判断しきれない部分も多いため、ぜひご自身の手で確かめながら選んでください。お気に入りの電子ピアノを手に入れれば、音楽ライフがより豊かになり、練習のモチベーションも一段と高まることでしょう。メーカーごとに多彩な個性が光る2025年の最新電子ピアノラインナップを、ぜひ存分に比較検討しながら、理想の1台を見つけてみてください。
Synthesiaを使ったピアノ練習について
SynthesiaFanでは下記のようなピアノ未経験者の練習・独学を支援する情報を載せています。
もしご興味があればぜひこちらの情報もご覧ください。