無料のソフト音源を導入しよう1 SOUNDPAINTとVINTAGE GRAND STEINWAY

Synthesiaを導入したばかりの状態での音源は3つです。

  • Built-in MIDI Synthesizer
  • Microsoft GS Wavetable Synth
  • 接続している電子ピアノの音源

このうち、Microsoft GS Wavetable Synthは使用しません。鍵盤を押してからの遅延が酷いです。
Built-in MIDI Synthesizerや接続している電子ピアノの音源で満足できない場合は、別途ソフト音源を容易すると良いです。

ここでは、無料で利用できるソフト音源を利用する設定の事例として、SOUNDPAINTとVINTAGE GRAND STEINWAYをWindows10環境に導入する方法をご説明します。

目次

事前準備

まず、LOOPBEの導入を進めます。

こちらの記事を参考に導入を進めてください。

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SOUNDPAINTの導入

次に、SOUNDPAINTの導入を進めます。
SOUNDPAINTのダウンロードにはメールアドレスが必要になります。
メインのメールアドレスを利用することに抵抗のある方は、念のため、新規googleアカウント等を取得することをオススメします。

SoundPointのサイトに進みます。2024年12月はこのような画面です。
赤囲みの「Free Download」の上にマウスを移動します。

ダウンロード候補が表示されますので、「Download Soundpaint 3.2」をクリックします。

このような画面に遷移しますので、「DOWNLOAD FOR FREE NOW」をクリックします。

遷移先で氏名とメールアドレス、パスワードを入力します。パスワードは「安全なパスワードを自動生成」が好ましいです。

サインアップが終了すると、SoundPaintをダウンロードするボタンが出てきますので押します。
私はWindowsユーザーなので、赤囲みのボタンを選択しました。

ダウンロードフォルダにZIPファイルが保存されているので、EXPLORERで探して右クリック、7-ZIPを選んで解凍します。解凍先フォルダが作成されるのでクリックします。

解凍先のフォルダにセットアップファイルが1つだけ入っているのでダブルクリックして実行します。

その後は、インストーラーが立ち上がるので、指示に従って進めていきます。

最初は「Accept」のラジオボタンをクリックして「NEXT」

次はこだわりが無ければそのまま「NEXT」

次もこだわりが無ければそのまま「NEXT」です。

インストールボタンを押します。

インストールが完了するまでしばらく待ちます。

この画面が出たら、「Finish」を押します。

Soundpaintの立ち上げとピアノ音源のダウンロード

インストールされているか確認します。

キーボードの左下のほう、「CTRL」の右隣に「Windows」ボタンがあります。この一番下の検索に「soundpaint」と入力すると、おおよそ下記のような画面が表示されるので「Soundpaint」をクリックします。

残念ながら、まだ音源が何も入っていない状態です。画面左上の赤囲みのボタンを押して音源をダウンロードしていきます。

ダウンローダーが立ち上がりますので、マウスホイールなどで下のほうにスクロールさせます。

今回の目的の音源「1928 Vintage Grand Steinway」のダウンロードがありました。黄色いダウンロードボタンを押します。

ソフト音源を保存する先を聞かれるので指定します。今回はDドライブ直下に「Synthesia」というフォルダを作って、保存先として指定しました。フォルダのパスは日本語を含まないほうがトラブルが少ない(ドライブを示すローカルディスクの記載は大丈夫です)と思います。

ダウンロードが始まります。6.4GBほどあるので少し時間がかかります。

ダウンロードが終わったら、右下の緑ボタンを押します。

ピアノ音源がSoundpaintに導入されました。

音源をクリックすると、音源が選択されます。

Synthesiaの設定確認

この状態でSynthesia側の設定を行います。「設定」を押します。

初期状態で「楽器デバイス」は下記状況です。出力の「Built-in MIDI Synthesizer」をOFF、「LoopBE Internal MIDI」をONにします。

「LoopBE Internal MIDI」を選び、「この装置へ出力をおくります」にチェックを入れます。

出力の「Built-in MIDI Synthesizer」を選び、「この装置へ出力をおくります」にチェックを外します。

「楽器デバイス」の表示がこのようになれば完了です。

音の入力については、接続した電子ピアノや電子鍵盤のみON、それ以外は「オフ」に設定してください。

音が出るか確認します。「楽曲のプレイ」を選びます。

動作チェック

お好きな曲を自動演奏にしておいて、Soundpaint側の音源を色々と選んでみましょう。リアルタイムで音の確認ができます。

まとめ

Soundpaintに付属のVintage Grand Steinwayのピアノ音源を使ってSynthesiaの音を変える取り組みでしたが、いかがだったでしょうか?
比較的導入が簡単な無料ソフト音源の導入ということで説明してみました。

次は同じく無料縛りでCakewalkでIowa Pianoの導入を説明したいと思います。

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